くみちゃん&Celendlyの皆様アニョハセヨ~!さおりイムニダ!
私事ですが、去る2月4日23:53PM、韓国の釜山の病院にて女の子を出産いたしました。体重3200g、身長53cmととても健康優良児です☆
今回、私の韓国出産体験記を紹介させていただきます。
ではでは、2月4日にタイムスリップしてみまーす!その日は、母と叔母が釜山に来る日で、母は私と赤ちゃんのお世話で3週間ほどに滞在、叔母は、仕事の休暇を利用して4泊5日の滞在で、私の出産と重なったらラッキーという感じで来てくれました。
8:00AM
朝起きて、テレビを見ているとき、若干痛いような気がするような・・・
程度の痛みがありました。でも全然我慢できるし、痛みのことも途中で忘れ、私の入院中に母が一人でも生活できるようにと、オンドル(床暖房)の使用法、玄関のオートロックの解除の仕方、キッチンの収納場所などなど、張り紙をあらゆる場所にペタペタ。明日は、釜山のどこへ観光に行こうかと、のんきにガイドブックをペラペラ。
11:30AM
旦那さん:「今から、車を洗って、マートでごはん食べよう!」
私:「おー!今日はこってり系が食べたい!!」
2人は、いそいそ出かけ、マート内の洗車屋さんに車を預け、フードコートで昼食!
私は、オムライスとグラタンとパスタのセットプレートを注文(今から思えば、出産に備えて体はカロリーを欲していたのか・・・) 13:30PM2人で、Caféでコーヒーブレイク!
若干お腹の痛みが強くなったような、トイレに行きたいような・・・でもこれが、陣痛であるなんてことは、全く思ってもいなくて、前に本で読んだ、出産の数日前にある前駆陣痛というものだろうと、またまたのんきな私・・・
16:00PM
母と、叔母を迎えに、空港へ出発!!!不定期な痛みがあるけど、まだまだぜんぜん我慢できるし、陣痛ってホンマに痛いっていうから、こんなの違うわと、何も知らない出産初心者ののんきな私。
空港で、母達と出会い、彼女達は、重量制限をめいっぱい利用して、日本食シックにかかっている私のために、カレーやシチュウの素、お菓子、赤ちゃん用品などなどを持って登場。
私:「今日、朝から若干お腹が痛いんよー」
経験者2人:「笑って話せるぐらいやし、まだまだやで!たぶん早くても明日、明後日ぐらいちゃうかー」
経験者2人が、そう語るので、安心した私は、明日は、一緒に釜山観光で、たくさん歩いて、陣痛を起こすぞ!!!と意気込んでおりました。
19:00PM
義理両親と合流して、ホテルで食事。扉の近くの旦那さんの横に座った私に、義父が、「さおりー、寒いから、奥に座りなさい」と、なぜか、義父の横に座らせられる私。
えー。。。ちょっと緊張するけど。。。。私は下座でいいですよぉ。。。
釜山弁と滋賀弁を交えての食事会スタート!
このコテコテ方言での会話は、訳す人にとったら、難易度強でございます。
義父:「さおりー、カルチ(韓国語の魚の名前)は日本で食べるんか?この料理の味はおいしいんか?お母さんたちに聞いてんかー」
私:(カルチって日本語で何か知らんし。。。)
魚の名前なんて、日本語でも難しいのに、いろいろと聞いてくる義父。。。
お腹もさっきより、痛くなってきたと、時折感じつつも、義父の釜山弁に集中していたせいか、痛さを忘れるときも、しばしば。。。。他にも、日本の節分の話や、なぜか和歌山ミカンと済州島ミカンの話など、翻訳泣かせな質問ばかりする両家。。。
でも、時折発生する強い痛みを、それとなく、皆に伝えると、今度は義母まで加わり、「笑って話せるぐらいは、まだまだやでー」と経験者3人が諭す。
経験者3人の言葉に、またまた騙されるかわいそうな私。。。
21:00PM
食事会終了!母達のホテルの部屋へ戻り、お土産をたんまり受け取る!
私:「今、ホンマに痛いんやけどー・・・」
母「一回感覚を計ってみー」
計ってみると、なぜか7分間隔に。びっくりした、
母と叔母は、「今から、病院に行きー!!!」と急にあわて出す。
でも、すぐに痛みが消えるので、「一旦帰って、シャワーして行くわ。」と言うと、叔母が、「シャワーで、体を温めると、陣痛を早めるから、あかんで!おばちゃんそうやったもん。するんやったら、ホテルの部屋でして行き!パンツも貸したるで!」と、経験者のアドバイスを受ける。
なので、私は、ホテルでメイクを落とし、頭だけ洗うことにしました。
時折来る、はげしい痛みに耐えながら、髪の毛を乾かし、着替え、車で病院へ。。。
22:00PM
病院へ到着。
検査室で、子宮口チェック。
看護士:「80%子宮開いてますよ!!!!今までどうやって我慢したんですか????」
私:「・・・・」
看護士「残念ながら、無痛分娩は間に合いません」
私「えー!!!」
韓国では、無痛分娩が主流なのですが、子宮口が開きすぎていて、麻酔が間に合わないとのこと(泣)
急いで、分娩室へ。。。
旦那さんと一緒に呼吸法の指導を受ける。鼻から吸って、口から吐くとか、痛いときは、鼻から吸って10秒間お腹に力を入れて、吐くなど、私が本で勉強したことは、ぜんぜん生かされず。。。
痛みは、マックスで、今まで味わったことのない、お腹をえぐられるような痛みが!!
でも、心の中で、人間が誕生してからどんな女性でも乗り越えてきたことだから、大丈夫と言い聞かせ、ひたすら、教えてもらった呼吸法をする。
23:30PM
分娩開始!
どうも、お腹に力が入ってなかったらしく、ひたすら注意を受けるものの、あまりに、過酷すぎて、韓国語の耳は、すべてシャットダウン。
旦那さん:「今頭が見えてるよ!!!声をださないで、お腹だけに力を入れて!!!」と、医者の指示を訳してくれ、その指示どおりにしたいのですが、看護士が私の上に馬乗りになり、お腹を力強く押すもので、私はいきむときに、顔だけでいきんで、声を出してしまうようになり、またまた注意受け、見かねた旦那さんは、私の口を、声が出ないように手で押さえる始末。。。
看護士:「今赤ちゃん出てくるから、下を見て!!!」
でも、実際、馬乗り看護士のシャツが私の顔の前に垂れ下がり、見えず。。。
あんたのシャツで、見えへんちゅうねん!!!!
と過酷な状況の中、突っ込みを、心の中で入れていました。。。
看護士には、馬乗りでお腹をおさえられるわ、旦那さんには手で口をおさえられるわで、ホント、二人に殺される!!!と思った瞬間!!!!
23:53PM
ぬわん!!!
と産まれました!!正味30分もかかってない分娩でしたが、今まで味わったことのない痛みと、苦しさ、でもそれを全部帳消しにするぐらいの感動がありました。
後で、聞いた話ですが、私のいきみが甘くて、赤ちゃんが途中で止まってしまったときに、ストレスで、羊水の中で自分のう○ちを食べちゃったようです。
なので、チューブで取り出してもらってました。。。初めて、食したものがう○ちとは。。。。ホントごめんね(泣)
後、何個か、ハプニングがあり。。。一つは、出生時間を例の馬乗り看護士に間違えられました。。。
当初、23:23と言われたのですが、たしかその時間は、陣痛で苦しんでいたような。。。
と思いましたが、もしかして、苦しみのあまり、時間の感覚がずれていたのかもしれないと思っていたのですが、旦那さんも、おかしいと言い出して、再度確認しても、馬乗り看護士は、「合ってます!」と言い張ります。
なぜ時間が重要かと言うと、韓国の名前を義母がお寺で付けてもらうのに、出生時間が必要だからです。
再々お願いして、出頭医にも確認してもらったら、23:53でした(泣)
何て、いいかげんな!!!
赤ちゃんのミルクの際に、他の赤ちゃんと取り違えないやろうなぁと、そんなことまで心配になってきました。。。
で、その馬乗り看護士、「今日はたくさんの赤ちゃんが産まれて、とても疲れて、間違えてしまいました。なので、1つ点滴を無料にします!」
なんじゃそら。。。。
でも、よくよく考えてみると、汗を流しながら、馬乗りになっていた看護士。。。
あれを、何人も繰り返していたら、そりゃ間違うわなぁ。。。と少し思ってしましました。
いやいや!!!あかんやろ!!!!まぁ、日本ではありえない、韓国らしい感じがしました。
それと、あと一つは、せっかく準備万端で、カメラを持って行ったのに、うちの旦那さん、赤ちゃんが産まれたとき、この世に心あらずという感じで、まわすのを忘れてしまいました(泣)
本来であれば、父親でも立ち入りできないところまで、入ってもらって、通訳やら何やらやらされて、強烈な私の姿を見て、カメラの存在を忘れてしまったのでしょう。。。
でも、すべてオーライ!!!赤ちゃんが無事に産まれてきてくれたことだけで十分です!
その夜は、ベッドがないという理由で、なぜか陣痛室に寝かされた私。。。
カーテンの向こうには、陣痛でうなっている数名の妊婦。。。
ゆっくり寝れるわけがありません。。。
そのうなり声を聞きながら、まだまだやなぁ。あんたら無痛分娩なんやろ?もっとがんばり!!
と、経験者の私、カーテン越しに思っておりました。。。
それからの3日間の入院生活では、朝、昼、夕、晩と4食のごはんが出るのですが、毎回、例のわかめスープが、どんぶりにいっぱい出され、それをもりもり食べるはめになりました。。。ブログに食事の一例を掲載します。超粗食でございます。。。
食べることが大好きな私でも、この毎食のわかめスープにやられ、「だから母乳が出ないのよ!!!」と一人で叫んでおりました。。。
そんなこんなな、出産を終えて、旦那さんが最後に「今度は、日本で産んでね・・・」とボソッと言い放っておりました。。。
私も、心の中で「I hope so!!!」と叫んでおりました。
韓国での出産を経験して、言葉の面では、いろいろ不便なこともあったけど、検診や、出産などいつも付き添ってくれた、旦那さん、韓国までお手伝いに来てくれた母、病院のお医者さん、馬乗りになってお腹を押してくれた、看護士さん、それと何より、健康で且つ、超安産で産まれてきてくれた、赤ちゃんに感謝です!
と、いうことで、3人になりました朴家を、今後ともよろしくお願いします。アニョン!!!
さおりちゃん
返信削除ご苦労様
すべての人が強烈な出産経験をしてるんですが、このように出産体験ほやほや状態で文章にされたことは、貴重ですね
リアルに伝わってきます
どこかのおじさんの予言では、四人の子供が授かるって言われてましたが、第二子、急がないとね(>_<)
京子さん
削除あのおじさんの予言があったているのであれば、えらいことです。。。急がなければ。。。
今日、お父さんから電話で、まちこさんから、料理をいただいたみたいで。
お母さんの留守中、いろいろ気をかけてもらってありがとうございます☆
おめでとうございます☆
返信削除さおりさんのいとこ・まいこに
お世話になっております
じゅんちゃんの方のジュンコです!
とうとう生まれたんですね〜。
国内でもみんな大変な思いをするのに
外国での出産だなんて、
本当に不安だらけで
大変だったことと思います。
とりあえずの第一関門突破、
おつかれさまでした!
それにしても、
このブログから読み取れる
恐ろしいほどのばたばたっぷり…(笑)
人が『生まれる』って、
自然なことでしかないはずなのに、
本当に大きな出来事ですね。
育児日記も楽しみにしています。
さおちゃん!
返信削除いとこのまいこですー
無事産まれやんたで☆
とは、おばちゃん(さおちゃん母)→みかちゃん(さおちゃん妹)
→お母さん(さおちゃん伯母・うちの母)から速報入っておりました!
おめでとう!
ドリフのような出産で(笑)
早く会いたい☆
ジュンコさん、まいちゃん
返信削除私もまいちゃんと同じく、機械オンチで、うまくコメントが反映できず、再度コメントします。
帰国した際には、2人でやなぎのへ遊びにきてください(^-^)
釜山にも!
まいちゃん、写真つきメール、まいちゃんの携帯に送れなかったので、ゆうこに転送をたのんでおきました。